1984年(昭和59年)
?WTO(世界貿易機関)協定により、原産地が保護されている酒蔵?
壱岐焼酎協業組合
長崎県壱岐郡
昭和59年、麦焼酎発祥地を代表する焼酎を造ろうと、篠崎酒造、長谷川酒造、吉田酒造、石橋酒造、殿川酒造、原田酒造の六場の酒蔵が合併。
また、壱岐は世界貿易機関(WTO)の協定において、原産地としての保護産地指定を受けており、平成7年、地理的表示の産地に指定され、世界ブランドとなった。
ワインといえばボルドー・シャンパーニュ、ウイスキーといえばスコッチ・バーボン、 ブランデーといえばコニャックというように世界の銘酒には原産地の名前がついており、日本では「壱岐」「球磨」「泡盛」の三産地だけ指定をされている。
麦焼酎の代表銘柄としては、云わずと知られる「壱岐っ子」だが、合併した六場の酒蔵の銘柄の清酒もあり、その中の一つ、「芦鶴」は酒蔵落成の日に、鶴が屋根の上をさかんに飛んでいたことから名づけられた。
2006年6月17日(土)