1868年(明治元年)

       ?軽くて、きれいで、飲みやすい三拍子を目指す酒蔵? 
                             「西の誉銘醸株式会社」 
                              大分県中津市
 明治元年(慶応四年)創業者、樋田礼三郎の手に依って酒造りが始められた。当時は副業として、自家の地米で造る家内工業的なものであったが、次第に周辺地域を補うのに値する酒造場として発展していった。又、酒造りに伴う清酒粕を使った粕取焼酎も生産し始めた。
その後幾多の変遷を隔て、下毛一円に存在した永吉酒造、相良酒造、三保鶴酒造、一天酒造、武吉酒造と 創業蔵耶馬正宗酒造の六社が企業合同し、昭和33年、西日本銘醸株式会社として共同瓶詰会社を設立。その後、現在の「西の誉銘醸株式会社」と名前を変えた。
 伏流水には八面山系からの水と、県産米のレイホウを原料とし、地元杜氏が仕込む。吟醸酒はりんごの香りがあるさわやかな飲み口。
 また、長期熟成焼酎、「学問のすすめ」は本の形の陶器瓶を使い、インテリアとしても人気のある一品である。


2006年4月 5日(水)