火の鳥 飛来の巻
７６年のファイヤーバードを買ってもた・・・。
えらい値段したけど。
肩には建国記念の火の鳥が！
しかしこのギター・・・むっちゃ手強いでー
丸太のようなネック。
そして何より、ストラップ掛けて手を離すと
ヘッドが落ちて全くの水平になりよる。
弾く時にいちいち持ち上げて弾かなならん。
これはアカン・・・。
落ちる落ちるとは聞いてたけどこれ程とは・・・。
そして音・・・
リアはパキンパキンのキラキラトーン。
フロントは全く逆でずどーんと丸太のようなトーン。
むむぅ・・・・
なんちゅうギターや・・。
色々試す・・・
ああでもない、こうでもない・・。
フロントとリアのミックスが非常にええ感じ。
フロントのVoをちょっと絞って混ぜてやれば、嗚呼・・・
ただ！
ヘッドが落ちる・・・落ちる・・・落ちる。
原因は異常にヘッドが重いから・・・
（ボディはデカいけど、薄っぺらいので全体的には軽いギターなんす）
滑りにくいストラップ・・いえいえ、そんなもんで対処できる
バランスの悪さちゃいます。
ストラップピンの位置を換える・・・
いえいえ、折角のヴィンテージ・ギターに穴開けるなんてとんでもない！
どないすんねん・・
うーーーん、頭が重いねんやろ・・
ほな、ボディも重くしたらええんちゃうの？
鉄板でも貼る？
あかんあかん・・・。
エンドピンに重りをぶら下げるかね？
あ、ええ考えやわ。
・・・でも、重りぶら下げてステージはかっちょ悪いやん。
んーー、キラリン。
ストラップにつけたらええやん。
ワイアレスシステムのレシーバー入れに粘土詰め込んで重くすれば・・・。
さっそく陶芸教室に出向いて粘土譲ってもらう。
１ｋｇ２００円やった！
レシーバーと同じカタチに成形して・・・
三個出来たわ。
で、一個取り付け・・・
ま、３３０ｇやね。
ずるーん、まだまだネック落ちる・・
楽器屋へ走る・・・
「すみません、ワイアレスレシーバーのホルダーください・・」
嗚呼、２０００円もする。
二個目装着・・・６６０ｇ・・
おー、これでバランスとれた！
完璧！
音渋い！バランスええ！見た目最高！
完璧！・・・・
って・・重たいわ！
まだまだ熟せん手強い奴。
最高の一本ですわ。