神幸祭も終わり・・・・

一応、お神輿の行事の半分は終わりまして・・・・。
10日の神輿洗い
そして、17日の神幸祭。

威勢よく元気に担ぐ・・・これが楽しみなんだけど
一番は、怪我無く無事に神様を
お旅までお連れする、ということ。

おかげさまで、無事”八柱御子神”様を、四条の御旅所に
お納めすることができました。

さて、前回の記事にも書いた”神輿洗い”の神事。

これは、神輿渡御に先立って行われるもので
神輿の道先を清める露払いであり
神輿そのものを洗い清める神事であり
同時に、加茂川の神様を八坂神社に招き入れる
という大事な神事でもあります。

神輿洗いに先立って、大松明の渡御がございまして・・・。

長さ・・・んー10mくらいか・・・
直径60cmくらいか?の大松明を抱えて
八坂神社から、四条大橋まで巡行いたします。

その、大橋から八坂神社へ帰ってくる道中
一番の見所は八坂神社 西楼門を松明がくぐるところでしょう。

僕は、運良くまさしくそのタイミングで松明を担ぐことが出来ました。

ズシリと重い松明を抱え、焔の熱気と、煙に顔を歪めて
八坂神社石段を一歩一歩登ります。

火の粉が観客に降り注ぐのを少しでも避けるために
石段を登る前に、松明を叩いて火の粉を散らすのですが
そのときの業火ときたら・・・・
顔が焼けそうになり、自分自身に火の粉が降りかかります。

仲間が、手ぬぐいで火の粉を払ってくれます。

そして、重い松明を前後二人で担ぎ楼門をくぐります。

その間、交代など許されません。

もちろん、熱さや重さに負けて落としてしまうなど
もっての外。

ギリギリと歯を食いしばって耐えます。

一歩進むたびに、目の前の焔が容赦なく顔や髪を焦がします。

それでも、目を見開き一歩一歩進みます。

しかしながら、八坂神社の神事に直接参加させて頂いている
喜びと、充実感でそのときには痛みや熱さなど感じないのです。

近くで撮影してらしたカメラマンに画像をいただきましたので
よかったらご覧ください。
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2010年7月22日(木)