とんでもない不良・・・。

昨日のパチキ繋がりで、不良の話をする・・・・
っちゅう訳ではない。

不良品の話だ・・・。

うちは酒屋なので、毎日毎日酒が入荷してくる。

大抵はケースに収まって、やってくる。

で、ほとんどは数だけチェックして倉庫に仕舞われる。

で・・・数日後段ボールをばふっと開けて陳列したり
配達したり、そのまま在庫したり・・・・。

そんな、お酒達だけど・・・・。

たまに不良がおる。

酒だけに限ったことじゃないよね。
どんな商いでも不良品は付きものだ。

でね・・・・・・。

ちょっとした不良は、めっちゃ腹立つ・・・・
おいおい!ちゃんとチェックして箱詰めせーよ!・・・となる。

たとえば、ラベルがちょっと剥がれていたり、汚れていたり・・・。
キャップシールに不具合があったり・・・・

そんなマイナートラブルは、絶対許さない。
ま、ええか・・・とはならないんだ。

しかーし・・・。

ものすごい、とんでもない不良品が、たまーにある!

今日見つかったのがコレ・・・。
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バッキリ斜めに割れたボトルの口に、何もなかったように
コルクキャップがはめられ、そしてシールもされる・・・。

こんなことがあって良いのかっ!!!

・・・・・って、怒ってるわけとちゃうのん・・・・。

ここまでとんでもない不良品やと、逆に微笑ましいよな・・・・

前にね・・・
イギリスから輸入したジンに、虫が入ってたん。
それがね・・・・・小バエやったら激怒してメーカーにクレームつけるんやけど・・・。

入ってたのは、ボディサイズが親指くらい・・・羽を広げると・・・・嗚呼おぞましい・・
ちゅうくらいのデカい蛾・・・・。

それが、イギリスの蛾やから見たことないようなお姿で・・・・。
尻尾が二股に分かれていて、それはそれは毒々しいお姿で・・・。
それに、高アルコールのジンに入ってるもんやから
生前のお姿そのまま、色も鮮やかで・・・・。嗚呼・・・。

メーカーにしたら、在り得へん不良なんやろね・・・・。

このワインも、その蛾入りジンも、コレクションとして
持っておきたいくらい・・・・。

でも、メーカーはお願いやから交換させてください・・・
ちゅうことで、返却したけど・・・。

ここまで不良やと、逆に立派に見えるよな。

チンピラはどうしようもないけど、やくざの親分さんは
なんとなく優しかったり、常識をわきまえてたり・・・・・

・・・・みたいな感覚です。


2009年6月18日(木)