刹那の美しさ・・・永遠に・・・。
桜には、刹那の美しさがある。
年に一度、ほんの短い間美しい花を咲かせる。
その時だけ、みなが注目するが
もちろん、一年中桜は生きている。
そして、長く長く生きている。
種の保存のために花を咲かすのであるが、
人間はそれを愛でる。
人間を喜ばすために、花を咲かすわけではないが
それにしてもどうだ・・この美しさは・・・。
一年に一度、そして毎年毎年・・・・。
この大木も、もう何度咲かせたんだろう・・・。
何万人もの人を惹きつけたんだろう。
もう、古木だ・・・。
全く花の咲いてない枝も、ちらほら目立つ。
公園の管里課も、いろいろな方法でケアしているらしい・・。
その目的は、木が大切というより
花見客の為・・・・
ひいては、入場客数の為・・・のような気もするが・・・。
この、有名なしだれ桜・・・。
昔は、この大木の枝という枝に満開の桜を湛えたんだろう。
刹那の美しさを、時を超え永きに渡り咲かせ続ける・・・。
桜は、日本人の心やねー。
2009年4月11日(土)