嗚呼メイドインジャパン
正月に嫁の実家に行った時のこと・・・・。
甥っ子のちはや君がいるので、実家には
おもちゃが溢れている。
新しいおもちゃに混じって、なんとも懐かしいのが
何個かあった。
義理の弟の子供の頃のおもちゃを大切にとっておいたらしい。
素晴らしいことだ!
ランボルギーニ カウンタック LP400
(いや・・これはLP500か・・・)
そして、シボレーコルベット
よく、とっておいたものだ。
甥っ子のちはや君は、無類の車好き。
ブーブーちゃん、ぶーぶーちゃん・・と車のおもちゃを
与えておけば機嫌がいい。
血を引いてるんやね・・・。
さて、最近のおもちゃは殆どがメイドインチャイナ・・・。
なにも、すべての中国製が悪いという訳ではないし、
日本企業も中国の生産がなければ今のところやって行けない・・。
(これもどうなる事やら・・・)
ただ、中国の製品の質の悪さはご存じのとおりだし
(あくまで私見ですが・・・)、不良品混入率もピカイチだ。
この頃・・・1970年・・・・
おもちゃも、なにもかもメイドインジャパンだ・・。
こんなおもちゃでさえ、40年を経過した今でも
実に、実にしっかりしている。
どこも壊れていない。
しかも、ケースに入れて大事に取っておいたのではない。
おもちゃ箱に乱暴に放り込まれ、そして男の子の手によって
放り投げられ、ふんづけられ、挙句の果てには
壊そうとむしり取られ・・・・というような環境に
二代に渡ってさらされているのに、どうだ!
この堂々とした体躯は・・・!
傷だらけでも、美しい・・・と感じた。
そして、職人の誇りを感じる。
こういう誇りが戦後の日本経済を支えていたのだ!
今の若者よ!
効率ばかり追い求めないで、誇りある地道であれ!
2009年1月 8日(木)