最近、ふとBOOK OFFに行った。
古本屋だ。
本を読むのは好きだが、古本はどうも・・・・と
敬遠していたが、なかなかどうしてエエ店やん!
考えてみれば、自分のギターも中古が多いし別に
文字が中古なわけではないしノープロブレムやんね。
いままで嫌やったのは、人の手に触れていたってこと。
ギターなんかは改造したり、とことん拭きあげたりするけど
本はねぇ・・・・
でも、BOOK OFF・・・きれいな店内でよかったっす。
で・・・・・・安いもんやから沢山買ってしまう・・・・
で・・・・・・家に本が溢れかえる・・・・・
で・・・・・・家内に邪魔だと言われる・・・・
で・・・・・・処分する・・・・・
待てよ・・・・
今まで、古紙回収に出していた古本・・・・
ここに持ってきたらええんちゃうの!
・・・と、当たり前の事にようやく気付いた俺・・・・・
先日、でっかい段ボール箱2つをトランクに詰め込み
いざ!BOOK OFF!!!!
雨の中駐車場に停めて、でっかい段ボール2個抱えて
階段をそろそろと昇る。
店内に入って、買取コーナーによろよろと向かう。
ロボットみたいな若い店員の兄ちゃんが”買取ですか?”
・・・いやいや、何に見える?・・・・・
どすーん!とカウンターに段ボールを積み上げ
”初めてなんですけど・・・・”としおらしく言う・・。
すると、ロボット店員・・・
”この段ボールの中身は本でしょうか?”
??????なんじゃ??????
ほ・・本ですか?やと?
本以外に何を買い取ってくれるんじゃ?
・・・あ、なるほどDVDとかね・・・・
瞬時にいろいろ納得して、”あ、はい・・・本です”
ロボット店員:「では査定しますので番号札12番でお待ちください」
むむぅ・・・段ボールふた箱分の本や・・・
幾らくらいになるんやろう?
一冊10円くらいか?
60冊はあるからなぁ・・・・
600円かぁ・・・・
まてよ、50円で買い取りやったら3000円やんけ・・・・
・・・などと妄想をふくらます・・・。
そうこうしているうちに店内放送・・・
”番号札12番でお待ちの・・・・・・・・”
呼ばれたぞ!
いよいよ代金を受け取るのだっ!
先ほどのロボット店員ではない!
さすが、担当の査定員がいるのだろう!
番号札を差出し、期待に満ちたまなざしをその
ロボット2号に送る・・・・
ロボットが口を開くっ!
「本日はたくさんの本をお持ちいただいてありがとうございます。
こちらの査定金額は・・・・・」
ふむふむ、査定金額は?
「こちらの査定金額は・・・・
50円でございます!」
ええっ・・・50円?
一冊50円?
やった!3000円やー!
「では、どうぞ・・・チャリン・・・」
むむっ、なんやそのコインは?
50円玉やんけ!
まさか・・・・まさか・まさか?
ええーーーーこんだけ持って来て
全部で50円かーーーい!
やっぱりね・・・・現実は甘くないね・・・・
良く考えたら、俺でも一冊50円では買わんわな・・・・。
ということで、大量に持ち込んだ本も値段がついたのは5冊だけ・・・
あとは廃棄処分やって・・・・
折れてたり、焼けてたり、汚れてたり・・・・。
で、ありがとうございました・・・・
とレシートと、50円をいただきました。
安く買って高く売る!
なるほど商売の基本だんな。
勉強になりました。
まいどおおきに。