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とにかく今の彼は、機械に頼り過ぎていた・・・・
確かにそれによってある程度の成績を残すことが出来たのだが・・・

ここ芦ノ湖でも、結局彼は7位に食い込むことができたのだ。
一方の磯村はきっちり3位入賞。
また、ポイント差は少し大きくなった。

ポイント差よりも重要な事は、輝幸は第一戦・霞ヶ浦以外
一度たりとも自分で満足する釣りをしていない・・・という事だ。

ハイテク装備のお陰であったり、運よくバスの集まっている所を見つけたり・・・
フロック的な要素が多く見受けられた。
周囲の目もここへ来て、輝幸の第一戦の優勝はフロックなんじゃないか?
という見方に変わってきているのも事実だ。
さらに、第二・三戦もある程度の成績を残せたのは
あの装備のおかげだ・・と言う声さえあちこちで聞かれた。

第三戦も終わり、関東での戦いは終わった。

この時点でランキングトップは、もちろん磯村省吾。
輝幸は、ポイント面でも精神面でも大きく離されての5位・・・
3位・4位との差はほんの僅かなものであったが
1位磯村・2位長谷部は頭一つ抜け出た感じだ。

勝負は、関西エリアへと持ち越された・・・・。


2008年6月30日(月)

NO-FISH・過去記事
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