輝幸は今、ワンド(入り江)の奥から突き出た岬の沖
約100mの所にスキーターを泊めていた。
ここのかけ上がりのポイントはいかにも良いバスが付いていそうである。
付近の半径300m位の円の中に2・3艇のボートが泊っていた。
いずれも、今回出場のバスプロ達である。
皆、このようなグッドポイントは見逃すはずがない・・・。
しかし、その2・3人の中に磯村の姿はなかった・・・
今回の大会には、さすがの輝幸もいろいろなタックルを用意していた。
プレッシャーの高い、しかも不慣れな湖でクランクベイトだけ・・・
という訳にはいかない。
第一戦で、勝つことを求められ、そしてその快感を覚えてしまった輝幸は
ある程度無茶な釣りは止めて、確実にバスを取っていく釣りに
シフトしていた。
NO-FISH・過去記事
連載小説 ”NO-FISH”|
1:第一章 プロローグ|
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3:第二章 デビュー|
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15:第三章 ミラクルバシング|
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17:第四章 ライトゲーム|
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31:第五章 ハイテク バシング|
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36:第六章 リトルアングラー|
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39:第七章 老人|
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43:第八章 迷い・・・・|
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51:第九章 フロック?|
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65:第十章 最後の決戦|
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69:十章 第二節 プレッシャー|
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81:十章 第三節 懐かしいパワー|
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85:十章 第四節 スーパーランカー|
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95:最終章 ノーフィッシュ|
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98:最終話|
99:あとがき|
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