午前6時・・・・
スタートの時刻はそこまで迫ってきていた。
このトーナメントにはオフィシャル兼プレス(報道)として
日本バスフィッシング協会から派遣される審判員が
同船することになっている。
そのオフィシャル同士は常に無線で交信しあって
途中経過を本部に知らせると同時に
不正や違反がないかを見届けるのである。
さらに、本部からの連絡により全トーナメントの出場者の
釣果もリアルタイムに分かるようになっている。
そして、このトーナメントは30cm以上のバス
(キーパーサイズのバスと言う)5匹の合計重量で競われる。
その他いろいろと細かいところまでレギュレーションがあり
それがこのトーナメントが日本一権威のあるトーナメントであると
言われる所以である。
さておき、いよいよ90年度全日本バスフィッシングトーナメントGPのスタートである。
今日、輝幸のボートに同船するオフィシャルと軽く打ち合わせをして
タックルの最終チェックをそそくさと済ませ、
いよいよ船に乗り込む・・・。
5月の早朝の空気はピリリと冷たかったが
輝幸は自信と興奮とで少し汗ばむほどの熱気を感じていた・・・。
NO-FISH・過去記事
連載小説 ”NO-FISH”|
1:第一章 プロローグ|
2:|
3:第二章 デビュー|
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5:|
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8:|
9:|
10:|
11:|
12:|
13:|
14:|
15:第三章 ミラクルバシング|
16:|
17:第四章 ライトゲーム|
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22:|
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26:|
27:|
28:|
29:|
30:|
31:第五章 ハイテク バシング|
32:|
33:|
34:|
35:|
36:第六章 リトルアングラー|
37:|
38:|
39:第七章 老人|
40:|
41:|
42:|
43:第八章 迷い・・・・|
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47:|
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49:|
50:|
51:第九章 フロック?|
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65:第十章 最後の決戦|
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67:|
68:|
69:十章 第二節 プレッシャー|
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77:|
78:|
79:|
80:|
81:十章 第三節 懐かしいパワー|
82:|
83:|
84:|
85:十章 第四節 スーパーランカー|
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87:|
88:|
89:|
90:|
91:|
92:|
93:|
94:|
95:最終章 ノーフィッシュ|
96:|
97:|
98:最終話|
99:あとがき|
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