鬼太郎はゲゲゲだけど、ねずみ男はビビビだ・・・・。
皆生温泉というと、観光地といえば昔は境港くらいだった。
(もう10年以上まえ、前の彼女と行ったときは
そうだった・・・)
今はなんといっても”水木しげるロード”やろう!!!
どんなとこやろう?
なんとなくアーティスティックなロードを想像していた・・・・。
あちこちにオブジェがあり、それにちなんだショップが数軒・・・みたいな・・・。
ちゃうやん・・・商店街やん・・・・
そう!!水木しげるロードは、水木しげる商店街だった!!!!
いやいや、期待外れ・・っていう意味じゃないんですよ。
逆にええ感じ!!
いろんなこと感じさせてもらいましたよ。
いたるところにオブジェはありました。
まずは、”一反もめん”ね・・・・
で、”ぬりかべ”・・・・
えらいもんで、ほとんどの妖怪の名前知ってるもんね・・・
で、”ビビビのねずみ男”と握手する俺・・・
やはり主役の”鬼太郎&目玉おやじ”
(きたろうって、ちゃんと一発変換されるんやね・・・感動!
おに・・・たろう・・・って入力せんといかんと思ってた)
そぞろ歩くと、BGMは例の”火の魂”が飛ぶ時の、なんとも文字では表現
しにくいアノ音だ・・・・。
で、やっぱり妖怪神社みたいなのが無理やり作ってあって
入口には目玉おやじがクルクルと回ってた・・・・
で、外れにある市役所の街燈も、もちろん目玉おやじで・・・
市役所の池にある噴水の小便小僧も鬼太郎だ・・・・
感動したのは、この徹底ぶりだ・・・・
商店街一丸となっている。
薬屋も、クリーニング屋も、酒屋もみんな一丸となって
ゲゲゲだ!!!
多分、はじめは参加しなかった店舗もあったろう・・。
でも、これだけ特化したらお客さんは妖怪でなければダメみたいなところがあって
”俺は、妖怪は反対だ”と反旗のノロシを挙げてみても
商売あがったりになるのは見えているので、おじいちゃんおばあちゃんが
やってるような店でも、妖怪っぽいぞ。
(っていうか、本人が一番妖怪っぽかったけど・・・)
喫茶店ももちろん特別メニューやし、お酒も妖怪がらみだ。
スイーツももちろん・・・
画像はないが、目玉おやじのタルトやったっけ・・・
めっちゃキモいし・・・・・。
で、なにを考えさせていただいたか・・・・。
錦市場は、ありがたい商店街やなぁって・・・・。
いろんな物に特化できる・・・。
いや、特化する必要がない?
いやいや、食の基本に忠実に特化すればいいのであって
なにも無理やり妖怪にする必要がない。
もちろん、妖怪に特化することが悪いんではなくて
素晴らしいことなんですよ!
それだけに、きちんと食に特化してる店舗がどれだけある?
錦市場も、油断大敵やで。
危機感もって商いせんと・・・。
たとえば、錦市場やったら伊藤若冲に特化したりするんやろか?