突然ですが、14日の水曜日に
月一回の休みを利用して、かの有名な”足立美術館”に
行ってきた。
前々から行きたいと思っていた。
足立美術館の御令嬢と友達になって、それで
いちど京都の高島屋で”足立美術館展”に寄せてもらって
大観の絵に魅せられた・・・というのもあるのだが
ずば抜けて美しい庭園を、実際にこの目で見たかったからだ。
中国道をぶっ飛ばして、安来節で有名なこの地に到着。
早速館内に入る・・・・。
いきなり、その庭園が目に飛び込んでくる。
いや、これはまだ序章だ。
ひとつ階段を降りて、美しく磨かれた一枚ガラスの向こうに
広がる雄大な庭。
美しい・・・。
素直に美しい・・・・。
借景と呼ばれる、背後の自然の風景を利用して
奥行きを出したその計算された美に息をのむばかり・・・
順路を進むと、滝や、池や芝生などが次々と
美しく磨かれたガラス越しに浮かんでくる。
ふと見ると、美しい芝生で小さな小さな雀が
気持ち良さそうに散歩している。
(見えへんよね・・・)
ええなぁ・・・鳥は・・・。
ほんまに自由やなぁ・・・。
自由の象徴やなぁ・・・。
好きなところから、好きなところへ・・・。
息をのむような美しい庭園にも、いつでもどこからでもどこへでも・・・。
ガラス越しじゃなく、そのものの中に・・・。
どこまでも飛んでいける・・・。
以前フクロウの記事の時に、”フクロウ飼いたいっ”って思った
と書きましたが、訂正!
鳥は、籠の中に入れたらアカン・・・。
鳥に憧れる人間・・・。
いや、鳥のような自由に憧れる人間・・・。
イカロス・・・・。
小さな小さな雀だったけど、媚びず、誇らず、
妙に堂々としてたような気がした・・・。
いろんなことを考えさせてもらいました。
最後になりましたが、足立美術館の御令嬢
ともちゃん、ありがとう。
また、例の場所で・・・・。