加賀国探訪
続編をば・・・・・・。
最大の集中力で40種類の呑み切りを終えたんだけど
流石に舌が痺れておりました。
利き酒をするときには、飲み込みません。
下の上でお酒を転がして、香り、舌触り、味わいなどをみます。
そのあとで吐き出します。
もったいないけど、飲んでたら最後まで味がわからなくなりますから・・・。
さて、無事利き酒も終わり蔵の中を案内してもらう事に。
まず感じたのは、立派!ということ。
築150年の蔵はしっかりとしていて、安心感があります。
オートメーション化は最小限で、なるべく人の手が入るようにされております。
こんなホワイトボードを見つけました。
バカな俺には何の事かまったくわからないんですが・・・・。
杜氏さんってなんとなく感覚で仕事される印象だったんですが
経験もさることながら、こういう数学的なスキルも高くなければ
杜氏になれないんだと、実感しました。
薄暗い蔵元から、まばゆい光に浮かぶ緑・・・・。
契約栽培の山田錦の田んぼです。
4反あるそうですが、32俵の米ができるのですが
この田んぼは蔵元が直接管理してらっしゃいます。
農家と提携して実験的に栽培されているのですが
32俵の米を買ってくる方が遥かに安くつくそうです。
でも、自分の田んぼの米から作ってるんや!という自信というか
差別性というか・・・には換えられませんね。
タンクや、醸造用の機械はどこも良く似た感じなんで
今回は画像なしね・・・いいでしょ。
で、帰りに40種類の中で一番気に入った”69番タンク”の酒を
いただいて帰りました。
是非、ブレンドなしでそのまま売ってみたい酒ですね。
売れるとしたら超限定品になりますので、皆さん期待せずに期待しておいてくださいね。
(どういう意味やねん)
2007年9月 6日(木)