杜氏のこころ
酒造り一筋50年。
ホンモノの男の顔がそこにはありました。
常きげん蔵元の杜氏、農口尚彦74歳。
厳しいまなざしとは対照的に、おだやかな口調で
やさしく語るその姿は、無骨な魅力に溢れておりました。
山廃仕込みと言えば、この人!なんですが
以外にもそのルーツは京都にあった・・・・という話や
細菌学の話など、あっという間の30分。
充実した講義をうけることが出来ました。
お客様の中にもプロフェッショナルがちらほら見えましたが、
それぞれ納得の行くお話だったと思います。
さて、農口杜氏の乾杯の挨拶でいよいよ”美味しい料理と美味しいお酒を
楽しむ会”の始まりはじまり。
以外にも一滴も飲めないという杜氏と、石川県にちなんだお料理を
いただきながらのあっという間の3時間。
ちなみに、このお刺身の醤油は”このわた醤油”
醤油だけで3合はいけるで!
前日、お店の方から”あした何人来るの?これだけお酒いるの?”というくらい
持っていったお酒は、当然のように全てなくなりました。
来月は、伏見”齋藤酒造”の社長をお迎えしての大吟醸を楽しむ会。
8日ですので、よかったらいかがですか?
2007年3月22日(木)