時代

 また一つ歴史が終わりました。

でっかい町家が一つ取り壊されておりました。

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小学校の近く・・・。

小さい頃は毎日通ってましたが、そのときはなんとも思ってなかった・・。

でも、大きくて立派なお家やったなー。

そういう自分の家も町家でした。

商売するにはすごく不便で、15年前に建替えちゃいました。

中庭・縁側・手水鉢・蔵・・・・町家そのものでした。

でも、時代というかその時々の利便性に追従できず

町家は消えていく方向にあります。

うちももちろん残したかった・・・。

でも、町家保存は経済的にもかなりの負担を強いられます。

情緒だけでは立ち行かない部分もあることは事実。

でもでも、町家が取り壊されているところは本当に哀しいものです。

跡地にはマンションでも建つのでしょうか?

条例の改正で今マンションの申請が次々となされている様子・・・。

景観ばかりを重んじるつもりもないし、個人個人のご都合もあるでしょう。

未来都市:京都・・・。

どんな将来を見据えているんでしょうね?僕達市民は?

 


2006年10月13日(金)