神輿洗いの神事
いやぁ、一年ぶりに見る錦の神輿・・・見とれるくらい美しいです。
山鉾巡行の鉾たちも豪華ですが、神輿には
質素な絢爛さがあります。
もちろんキンピカで派手なんですが、なにかシンプルな美しさがありますね。
さてさて、昨日はそんな神輿との一年ぶりの再会を果たし
その、神輿に飾りを施す大切な日です。
神輿洗いの神事は、いよいよ神輿が始まるその第一歩です。
まず、一年間封印された神輿蔵を開けると、すっぽりと
布に覆われた3基の神輿がございます。
その脇には、飾りつけに必要な”お飾り”が
ぎっしりと詰まれております。
一つ一つがずっしり重たいです。
そして静々と覆いがあげられ、いよいよ神輿とのご対面です。
飾りつけの施されていないすっぴんの神輿”はだか神輿”と呼ばれます。
向かって左が”西御座”我々が担ぐ神輿。
真ん中が”中御座” 三若神輿会がご奉仕されます。
右が”東御座” 四若神輿会のご奉仕です。
ずらり並べられたお飾り”瓔珞”とよばれます。
中でも重要な”鵜之鳥”と呼ばれる神輿の頂上につける飾り。
神輿会の役員が自分たちの手で飾りつけします。
これを憶えてるのが誇りでもあります。
飾りつけの終わった”西御座”の神輿。
ほんと、息を呑むほど美しいです。
2006年7月11日(火)