半世紀・・・
先日、50年物のスコッチウイスキーが入荷しました。
1955年ヴィンテージのタリスカ50年・・・・。
半世紀の間、じっと木樽のなかで熟成を重ね
ゆっくりゆっくり成長してきたんです。
ほんとに、途方もない時間が流れ
それに身をゆだねる50年間・・・。
この樽の前をどれだけの人が行き来したんでしょうね。
蒸留所の職人の成長までも見守ってきたんでしょう。
歴史は、かけがえのないものですものね。
お金では決して買えないものの価値・・・。
それぞれの時間、それぞれの歴史。
やはり、少し襟を正して飲みたいですよね・・・。
先代(おとうちゃんね・・・)のちょうど50年前の写真です。
生きていれば68歳・・・。
青春真っ只中の18歳・・・。
どんな青春だったんや?おやじ・・・!
そんな話も出来ないまま逝っちゃったな。
ウイスキーを飲むと、ふと毎晩スーパーニッカの水割りを
自分で作って飲んでた親父を思い出すことがあります。
(水割り以外はなんでもお母ちゃんに作ってもらってた・・・)
辛くても、楽しくても、苦くても、甘くても、ウイスキーは
いつも変わらずエエ具合に酔わせてくれますなー。
2006年3月15日(水)