農家にもいろいろいてます。
ほんとタイムリーに、今日綾部の農家の友達
河北くんが店に遊びに来てくれました。
昨日山田錦の煎餅をご紹介したところ
彼もブログを見てくれているので、けっこう深いところまで
話しました。
そこで、どんな話が発端だったか忘れちゃったんだけど
”間引き菜”について話をしました。
そう、みなさんご存知の間引き菜・・・。
野菜を大きく育てる為に、ある範囲のなかに何株かを
植えつけて、一番生育のいいものを除いて間引いて
育てる方法があります。
それなら、始っから一本だけ植えりゃええやんけ!
ということなんですが、そうすると不思議なことに
あんまり育たないらしいんですよね。
野菜の競争意識?を煽る農法なんですかね???
話がそれました・・・・。
その間引き菜・・・よく考えてみると昨日の山田錦の
くず米と一緒で、いわゆる廃品利用というか・・・。
本来間引いた野菜は捨てられる運命・・・。
それを、しっかりと使う文化はしっかりと日本にあったんですね。
恥ずかしながら、こんなおっさんになって間引き菜っていう言葉
初めて知ったんですけど・・・・。
彼は、その間引き菜を無料で地元のイタリアンのレストランに
あげてるそうです。
パスタと、ちっこい大根が可愛い取り合わせで人気なんですって。
錦の八百屋さんで、間引き菜を撮ってきました。
そういえば、錦にいてると普通に目にするので
これが間引き菜なんやー・・と改めて気付いた感じですね。
そうやって、違う視点で錦を見ると面白いモンです。
でも、そうやって違う視点で見られるのも、いろんなヒトと
であって色んな話をするからなんですね。
今週の酒米サミットではパネラーを任されておりますので
そんなこともチョコッと触れてみようかな・・・。
2006年2月28日(火)