うわぁ、冷たそう・・・・
さて、とうとうやってまいりました京都の底冷えですが
今朝の冷え込みは強烈でした。
みぞれ交じりの冷たい雨に打たれてやってまいりました・・。
錦を通っていると、漬物の”高倉や”さんの若い衆が
手をまっかっかにさせて、ヌカからお漬物を取り出しておりました。
ヌカ床をお持ちの方はお分かりでしょうが、真冬のヌカといったら
保冷剤みたいなもんです。
ほんと、つめたい・・・・。
手首から引っこ抜かれたみたいな、痛みのような感覚・・・。
仕事とはいえ、ほんと頑張ってね。
津之喜酒舗でも、酒粕を切り分ける時や、梅の実を袋つめするときに
辛い思いをいたします。
蔵元でも、水を使うので相当辛いんです。
でも、そうやって苦労した物だけが持つ美味しさ・・・。
京都には、そんな素材が多いんじゃないでしょうか。
今日、神奈川の友達からメールで”聖護院大根送れ”の指示があり
ついでに、赤にんじんとセリを買ってきて、大吟醸の酒粕をつけて送りました。
多分、明日の晩御飯は京野菜の粕汁でしょう。
寒いときには、粕汁が一番!!
津之喜酒舗の酒粕は、どの蔵元の酒粕がいつくるかわからない
ルーレット酒粕・・・。
八海山・松の司・みやこつる・月の桂・・・・・・・・・・・
全国いろんなところから、いろんな酒粕がやってきます。
新酒の大吟醸酒粕は、年明けになりますけどね。
ほんまに、冷たそうでした・・・・がんばって!
2005年12月 6日(火)