お酒は米から
お酒の知識はそれなりにあって説明はできるけど
で、お米の知識もちょこっとはあって、これは山田錦だ雄町だと
のたまわってるけど田んぼ見学には行った事ないし・・
これじゃ、いかん!!
ということで、真面目に農家の方と話しをするようになりました。
農家と、蔵元と、酒屋と、そしてお客様がみーんなわかってるお酒。
そんなオサケをつくりたい!と思いました。
農家の河北くんはオモロイ奴です。
(アルファロメオを乗り回し、チベットに何ヶ月も
こもったりする・・・)
出合ったのは何年も前なんですが、きっちり米について話したことなくて。
それが、京都酒米サミットで久しぶりに再会して話して・・・
いろんな仲間といろんな話をしてるうちに、こんな酒造りたいっていう思い
がだんだん固まってきて。
河北の米で、話せる蔵元で、ちゃんと顔の見える酒屋が責任持って売る。
そんな、コンセプトを・気持ちを伝えるオサケが出来上がりました。
伝えたい思いはたくさんあります。
オモロイ農家と、真面目な蔵元、変な酒屋が心をこめてお送りする気持ちです。
是非味わって、感じていただきたい。
ラベルの白抜きの”京”の文字は僕が書かせていただきました。
限定で1200本しか造れませんでしたが、ほんとうに旨い酒になりました。
大事なお客様だけに、そっとお分けしたいです。
コンバインに乗って真面目に働く画像を送ってきたのですが
”ちゃうで、アルファに乗ってかっこつけてる写真やで”と
いうと”恥ずかしいですわー”といいながら嫁さんに撮って
もらったそうです。
こんな、奴です。
2005年9月30日(金)